キャロウェイ「エリート」と「AIスモーク」の試打インプレッション
2025年、キャロウェイの新作ドライバー「エリート(キャロウェイ)」が発売されました。本記事では、前作「AIスモーク(キャロウェイ)」と比較して、どこがどう進化したのかを解説しています。動画内では、中島旺プロが実際に試打・打ち比べしながら、ヘッドスピードや打点位置の違いによる飛距離や方向性の変化を細かく比較。エリートのAIフェースが前作に比べて“10倍の打点ポイント”を読み込み、飛距離や曲がり幅に大きな差が出ることが紹介されています。
遂に解禁!キャロウェイ新作ELYTEシリーズ・AIが進化したエリートシリーズとは?自分に合うのか?必見です!
この動画では、ヒールやトーなど打点をわざと変えて試打することで、エリートの方向安定性や飛距離性能が本当に向上しているのかを徹底検証しました。その結果、悪い打点でも曲がり幅が抑えられ、バックスピン量も減少するなど、エリートの大きな進化が明確に示されています。特に「悪い打点」に対する強さが印象的で、スピン量の増減やボール初速の落ちにくさが確認できました。
細かいデータは動画内の画面比較で詳しく解説されています。 【YouTube動画:12分23秒】
エリート vs AIスモーク 比較のポイント
エリートの最大の特長は、前作AIスモークの「AIフェース」に比べて“10倍の打点ポイントを読み込む”ことで進化したフェース設計です。その結果、打点がヒールやトー側にブレた際の曲がり幅やバックスピン量が低減され、飛距離ロスも最小限に抑えられました。動画では、同じシャフト・同じ条件で比較しながら、打ち方や打点位置を変えてもエリートが安定した数値を記録する様子が紹介されています。
さらにヘッドスピードや打点位置がほぼ同じでも、エリートのほうがボールスピードが上がったり、スピン量が抑えられるシーンが多数登場。特にヒール打点やトー打点の打ち比べインプレッションは、エリートが「曲がりにくく飛ばしやすい」ことを証明する大きなポイントと言えるでしょう。
飛距離差だけでなく、曲がり幅(オフライン量)やバックスピン量なども数値化されているため、視聴者は具体的に「エリートに替えたらどれほど変わるか」をイメージしやすいはずです。
ヒール打点での打ち比べインプレッション
【試打・比較】ヒール打点でも曲がり幅が少ないエリート
まずはヒール側に打点を集中させたカット軌道での検証。AIスモーク(前作)に比べ、エリートはヒールに当たった時の曲がり幅が明らかに小さくなっています。さらにバックスピン量やボールスピードも大きく落ち込むことなく、飛距離がほとんど維持される場面が確認できました。ヒールヒットが多いゴルファーにとっては、特に恩恵を感じられるポイントです。
動画ではヒールに当たった時の具体的な数値や弾道データが表示され、エリートの安定性が数値でも明確に示されています。
トゥ打点打点の試打・打ち比べインプレッション
【打ち比べ・インプレッション】トゥ打点打点でも方向性が向上
次に、インサイドアウト軌道でトゥ打点側に当てた時の比較試打では、AIスモークと比べてもエリートは曲がり幅がかなり抑えられる結果になりました。しかもボールスピードがしっかりと乗り、飛距離面でもロスが小さいことが際立っています。トゥ打点打点に悩む方でも、曲がりを最低限にとどめながら飛距離を稼げる点がエリートの大きな魅力です。
動画の弾道図を見ると、トゥ打点側への打点ズレにもかかわらず、着弾のブレが非常に小さいことが一目瞭然です。
下打点での試打比較:スピン量と飛距離検証
【試打レポート】下打点でもスピン量を抑え飛距離アップ
最後に、フェースの下部(ローヒット)を狙った試打では、一般的にバックスピン量が増えて飛距離が落ちやすい状況を想定しています。しかしエリートではバックスピン量が前作AIスモークと比べて大幅に抑えられ、キャリーやトータル飛距離にしっかり差が生まれました。打点ブレへの強さを最大限に活かせることがわかり、より安定感を求めるゴルファーにとっては大きなアドバンテージといえます。
動画の比較結果で、下打点時の飛距離差がおよそ10ヤードほど出たシーンは必見です。
リスト:比較・使用スペック
使用クラブ
- 前作: AIスモーク(キャロウェイ)
- 設定: MAX(ノーマル)
- シャフト: エリート共通の純正シャフト(同一条件で比較)
- 新作: エリート(キャロウェイ)
- 設定: ノーマル
- シャフト: 共通の純正シャフト(上記と同条件)
試打・比較時の主な数値
- ヘッドスピード: 約45~46m/s
- 打点位置: ヒール10mm~23mm、トー6mm~24mm、下20mm~21mmなど
- バックスピン量: 下打点時で2,700rpm(エリート) vs 3,300rpm(AIスモーク)
- 飛距離差: 状況によっては約10~25ヤードの差
2025年モデルのエリートは、AIフェースの進化によってヒール・トー・下打点など、あらゆる打点ブレに強い性能を発揮します。前作AIスモークとの打ち比べでは、バックスピン量や曲がり幅、ボール初速といった要素で顕著な差が見られ、特に方向安定性と飛距離ロスの少なさが大きな魅力です。普段のスイングで打点が安定しないゴルファーや、曲がりを減らして飛距離を伸ばしたい人には、ぜひ試打してみてほしい一本といえるでしょう。
詳しい弾道データ・インプレッションは、ぜひ動画でご覧ください。エリートの進化が数字でもはっきりと現れた検証結果は見逃せません。
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