ベンタス ハイブリッド ブルー試打レビュー|振動数と他モデル比較で選びやすさ抜群!

この記事では、フジクラの話題の新作「ベンタス ハイブリッド ブルー」を徹底検証。振動数の計測結果から見えるスペックの違いや、他モデルとの比較、UTシャフト選びで悩むゴルファーへの具体的な提案まで、YouTubeで語られた内容をもとにわかりやすくお届けします。
※この記事は4plusゴルフチャンネルのYouTube動画を元に構成しています

【振動数計測】VENTUS HBはハード?ライバルシャフトとの比較検証

【YouTube動画:8分37秒】

✅ 要点まとめ

  • フジクラ「VENTUS HYBRID BLUE」の全スペック振動数を実測比較
  • ドライバー〜アイアンの流れにマッチする理想的なフロー構成
  • 他モデル(TENSEI/TOUR AD/SPEEDER)との振動数比較も掲載
  • シャフト選びの悩み(重さ/硬さ)に対する具体的な提案

ベンタス ハイブリッド ブルーの登場|見た目も性能も一新!

ついに登場しました、藤倉(フジクラ)の大人気シリーズ「VENTUS(ベンタス)」のハイブリッド用シャフト。その名も「VENTUS HYBRID BLUE」。
ドライバーシャフトで圧倒的な人気を誇るベンタスに、待望のユーティリティモデルが追加されたとあって、注目度も高まっています。マットなブルーのカラーリングも秀逸で、クラブ全体の見た目にもこだわるゴルファーにはうれしいポイントです。


振動数を試打計測|ベンタスハイブリッド全スペックを検証

振動数の違いはどう選ぶ? 実測データでスペック比較

実際にすべてのスペックを計測してみると、興味深い傾向が見えてきました。60Rは260cpmと、やさしさ重視の数値で、初級者でも扱いやすい印象。一方で、同じ60でもSに変わると269cpmに跳ね上がり、1フレックス分のしっかり感を体感できます。

70g台では、Rが267cpm、Sが273cpmと、順当に上昇。8S(273cpm)と比べても、70Sと同じ振動数で設計されており、この2つのスペックは「どちらを選ぶか迷うゾーン」と言えるでしょう。

驚いたのは80X。数値上では287〜288cpmと、一気に跳ね上がる結果に。しっかり振り切りたい上級者にとっては、この剛性感が魅力になりそうです。

90g台になると、90Sで286cpm、90Xで295cpmと、およそ10cpmの差が明確に出ており、フィッティング時にはこの数値差をどう生かすかがセッティングのポイントになってきます。


他の人気モデルとも比較|ベンタスの位置づけとは?

TENSEI・TOUR AD・SPEEDERと徹底比較

  • TENSEI 1K HYBRID 70S(三菱ケミカル):273cpm(ベンタス70Sと同等)
  • TOUR AD HY HY75S(グラファイトデザイン):279cpm(やや硬め)
  • SPEEDER HYBRID 75S(フジクラ):270cpm(やや柔らかめ)

他メーカーとの違いも数値で見えると、選びやすさが段違い。スペックだけでは分からない、実測の重要性が際立ちます。


ユーティリティが苦手な人こそ|フローが整う安心設計

なぜUTが打ちにくいのか? 悩みの原因は純正シャフトかも

市販のUTクラブには軽くて柔らかい純正シャフトが多く、ドライバーやアイアンとの重量・硬さのバランスが崩れがち。結果、ミスや不安定なショットに繋がるケースも。

ベンタスで整うフロー設計 ― 重さと剛性で解決

ベンタスハイブリッドなら、しっかりとした重量設計と絶妙な硬さで、スムーズなクラブセッティングが可能。ドライバー〜アイアンまでのフローが整いやすく、実戦での安心感がグンと高まります。


フィッティングとカスタムで差をつける|ベンタスの最適化術

チップカットでどう変わる? 番手別の調整アイデア

フローを意識したセッティングには、シャフトのチップカットなども有効です。
3番UTに7Sを挿す?
4番・5番は8S or チップカットした8X?
といったように、番手ごとの振動数の調整をすることで、自分に合った組み合わせを作り出せます。

4plusなら組み立ても安心 ― クラフトマンによる一貫対応

4plusでは、専属クラフトマンが在籍する組み立て工房で、こうした細かな対応も可能。計測からフィッティング、組み立てまで一貫対応しています。オフセンターヒットにも強く、ヒール気味に当たってもねじれが抑えられ、スピンが暴れにくい。ミート率の安定と飛距離アップ、両方を求めるゴルファーには理想的な挙動です。


総評|ベンタスハイブリッドは“試す価値アリ”の新定番

「ユーティリティがうまく打てない」「標準シャフトがしっくりこない」──そんなお悩みを抱える方にこそ、一度手に取って試してほしい1本です。

このシャフトは、4plus市ヶ谷店・東宝調布店にて試打・フィッティングが可能です。自分に合う1本を、ぜひ店頭で体感してみてください。

 

 

こんな方におすすめ

  • ユーティリティクラブに苦手意識がある方
  • MCHでは柔らかすぎると感じていた方
  • ドライバー〜アイアン間のフローを重視したい方
  • シャフトスペックを数値で比較して選びたい方

VENTUS HYBRIDの選び方Q&A

Q1:ベンタスハイブリッドは何番手に向いていますか?
→ 70g台は3〜4番、80g台は4〜5番にマッチしやすいです。番手ごとの振動数バランスに注目を。

Q2:MCHと何が違う?
→ MCHはやさしめ設計で柔らかめ。ベンタスはしっかり叩けて中〜上級者向けの性能です。

Q3:シャフト交換でスコアは変わる?
→ 動画内では直接的に語られていませんが、振動数や重量のフローを整えることで、ショットの安定やミス軽減に繋がるという話がありました。結果としてスコア改善につながる可能性も期待できます。

【試打スペックまとめ】

 VENTUS HYBRID BLUE(フジクラ)
・60R:260cpm
・60S:269cpm
・70R:267cpm
・70S:273cpm
・80S:273cpm
・80X:287〜288cpm
・90S:286cpm
・90X:295cpm

TENSEI 1K HYBRID 70S(三菱ケミカル)
・273cpm

TOUR AD HY HY75S(グラファイトデザイン) 
・279cpm

SPEEDER HYBRID 75S(フジクラ) ・270cpm

4plus(フォープラス)とは?

4plus Fitting Labo & Golf Salonは、ゴルフを愛するビギナーからベテランのゴルファーの方々に向け、『GEARS』を主軸とした最新鋭解析システムによるクラブ・フィッティングをはじめ、クラフト工房、ゴルフを語り合う仲間が集うゴルフ・サロンの運営…etc。ゴルファーへのユニークで楽しい時間を全方位で提供しています。