2025年最新モデル「テーラーメイド QI35」シリーズとは？
前作のQI10から大幅に進化したQI35は、見た目のデザインから性能まで大きなアップデートが施されています。特にカーボン素材の活用が進み、クラウン・ソール・フェースに至るまで、未来的なデザインと高いパフォーマンスを実現。本記事では、QI35シリーズの各モデルの特性や、前作QI10との違いを試打データとともに詳しく解説していきます。さらに詳しい解説は、4plusゴルフチャンネルの動画をご覧ください。
新作比較！テーラーメイドQI35とQI10何が変わったの？進化したカーボンドライバーは変わるのか！
【YouTube動画：14分8秒】
【試打・比較】QI35の各モデルを徹底分析！
QI35シリーズには、以下の4つのモデルがラインナップされています。
- QI35 ノーマル（標準モデル）
- QI35 MAX（慣性モーメントが大きく安定性が高い）
- QI35 MAXライト（軽量モデル）
- QI35 LS（低スピンモデル）
各モデルにはどのような違いがあるのか？また、前作QI10とどのように変わったのか？ 実際に試打しながら、弾道やスピン量、打ち出し角の違いを比較していきます。
【打ち比べ】QI35 ノーマル vs. QI10 ノーマル
初速が上がり、より飛距離が出しやすくなっているのが特徴！
QI35のノーマルモデルは、重心位置を低くすることで慣性モーメントを増大させつつ、スピン量を抑える設計になっています。試打データでは、ボールスピードが向上し、スピン量はQI10よりも減少。カーボンフェース独特の滑る感覚がなく、しっかりとした打感が得られました。
- シャフト: 三菱ケミカルディアマナ BB 5S
- スピン量: QI10（2500回転）→ QI35（2100回転）
【インプレッション】QI35 MAX vs. QI10 MAX
低スピンでありながら、高弾道を実現しやすい！スライスしやすい人には特におすすめ。
QI35 MAXは、慣性モーメントをさらに大きくすることで、ボールの曲がりを最小限に抑えたモデルです。試打では、ダウンスイング時にヘッドが後方に引っ張られる感覚があり、自然とロフトがついて打ち出し角が上がる設計になっていました。
- QI10 MAXのスピン量: 約3000回転
- QI35 MAXのスピン量: 約2200回転
【EI剛性・振動数】QI35 LS vs. QI10 LS
低スピンでより強い弾道が出るが、ヘッドスピードが足りないとボールが上がらない可能性も！
LS（Low Spin）モデルは、スピン量をさらに抑えた低弾道モデル。QI35 LSはQI10 LSと比較して、より強い弾道を生み出しやすい仕様になっています。試打では、フェースが前に押し出す感覚があり、打ち出し角が低くなる傾向が見られました。
- QI10 LS: 打ち出し角13° / スピン量1800回転
- QI35 LS: 打ち出し角10° / スピン量1200回転
【総評】QI35はどんなゴルファーにおすすめ？
QI35シリーズは、前作QI10と比較してスピン性能が抑えられ、初速が向上。
スピン量が減ることで弾道が強くなるため、飛距離アップを狙いたいゴルファーに特におすすめです。ただし、スピンが少なすぎるとキャリーが不足する可能性があるため、適切なロフト・シャフト選びが重要になります。
【使用クラブ・スペック】
- クラブ: テーラーメイド QI35 シリーズ（ノーマル / MAX / MAXライト / LS）
- 比較クラブ: テーラーメイド QI10 シリーズ
- シャフト: 三菱ケミカル ディアマナ BB 5S / 6S
- 測定データ
- QI10 ノーマル: スピン量2500回転
- QI35 ノーマル: スピン量2100回転
- QI10 MAX: スピン量3000回転
- QI35 MAX: スピン量2200回転
- QI10 LS: スピン量1800回転 / 打ち出し角13°
- QI35 LS: スピン量1200回転 / 打ち出し角10°
4プラスではQI35シリーズのフィッティング用ヘッドを各種ご用意していますので、ぜひフィッティングを受けて最適なモデルを見つけてください！
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