タイトリストGTSシリーズ試打|GTS2・GTS3・GTS4の違いと選び方
※この記事はYouTube動画を元に構成しています
「GTSシリーズ、本当に前作を超えたのか?」——結論から言うと、ヘッドとシャフトの組み合わせ次第で、誰もがベストパフォーマンスを引き出せる“化け物級”のドライバーになります。
今回は、ゴルファーなら誰もが気になるTitleist(タイトリスト)の最新作「GTSシリーズ」の検証です。前作を凌駕する飛距離性能と、慣性モーメントの向上による方向性の良さで話題沸騰中のドライバーですが、実際のところ「GTS2」「GTS3」「GTS4」でどう違うのでしょうか?「自分にはどれが合うの?」と悩んでいる方も多いはず。
そこで今回は、それぞれのヘッドに三菱ケミカル(ミツビシケミカル)のTENSEI(テンセイ)シャフト(レッド・ブルー・ホワイト)を組み合わせて徹底試打。あなたにぴったりの“究極の1本”を見つけるためのヒントをお届けします。
今回の結論:GTSシリーズは緻密なフィッティングにより、誰もがベストパフォーマンスを引き出せる究極のドライバーになる!
GTSドライバー | スコアが本当に上がるフィッティングの真実【長谷川プロ前編】
【YouTube動画:15分49秒】
目次
GTS2の試打評価|スライスを防ぐ高い直進性とやさしさ
結論:GTS2は、右へのミスを嫌うゴルファーに最適な、直進性とやさしさを極めたスタンダードモデル。
実際に振ってみてまず感じたのは、一切のクセがないという「絶対的な安心感」でした
標準シャフトであるTENSEIブルーとの組み合わせでGTS2の10度を打つと、中弾道でキャリー300ヤード超えのビッグドライブを連発!ただ、長谷川プロのスイングでは、少しフェースが閉じて左へ曲がる(引っかけ気味の)傾向が見られました。
ロフト角選びが鍵!9度と10度で弾道はどう変わる?
そこでロフトを9度に変更してみると、見事なまでにストレートな弾道へと変化し、高さも適正に。
GTS2は、ロフトの分だけしっかりとフェースにボールが乗ってくれる設計です。「最近クラブが合わない」「右へのスッポ抜け(スライス)を徹底的に減らしたい」と悩むゴルファーにとって、この直進性の高さとつかまりの良さは、コースで大きな武器になるはずです。
では、より自身の感覚で弾道を操りたい方や、さらなる低スピンを求めるプレイヤーには、残る「GTS3」「GTS4」はどのような恩恵をもたらすのでしょうか?
GTS3とGTS4の違いと比較|操作性か、極限の低スピンか?
GTS3は弾道を操りたいドローヒッター向け。GTS4は左へのミスを消したいハードヒッター向け。
GTS3|中弾道ドローを自在に操れる操作性
続いてGTS3の9度を試打。GTS2よりも重心深度が浅く設定されており、打ち出しから理想的なドローボールに!
フェースアングルもターゲットに対して自然に開きやすいため、弾道を自在に操りながら中弾道で力強く飛ばせるのが最大の魅力です。キャリーの飛距離もGTS2をさらに上回るという、驚きの結果となりました。「しっかり叩けるヘッドが欲しい」「中弾道で押せる感覚が好き」という方にはGTS3がおすすめです。
GTS4|左のミスを嫌うハードヒッター向けの低スピン設計
一方、最も重心が浅いGTS4は、460ccでありながら構えた顔も小ぶりで非常に美しいデザイン。しかし実際に打ってみると、フェースが急激に返りやすいというピーキーな一面も顔を覗かせました。
スピンを極限まで減らして強弾道で飛ばしたいハードヒッター向けと言えますが、左への引っかけが出やすい点には注意が必要な、少しじゃじゃ馬なヘッドです。
純正TENSEIシャフト比較|赤・青・白の違いと選び方
球を上げたいならレッド、基準を作るならブルー、引っかけを防ぐならホワイトが最適。
GTSシリーズのポテンシャルを最大限に引き出すには、ヘッドだけでなくシャフト選びも極めて重要です。今回は3種類のTENSEI 1Kシリーズの特性を打ち比べてみました。
【お悩み別・TENSEIシャフトの選び方】
- TENSEI レッド:球が上がらない、キャリーを稼ぎたい方に
- TENSEI ブルー:クセのないしなり感で、スイングの基準を作りたい方に
- TENSEI ホワイト:左への引っかけが怖い、低弾道で攻めたい方に
TENSEI レッド|高打ち出しでキャリーを伸ばす
GTS3と組み合わせた瞬間、最高到達点44ヤードという驚異のハイボール&ロースピンを実現!思わず「すっげえ飛んでる!」と声が出るほど。高打ち出しで心地よくつかまり、気持ちよくボールを弾き飛ばせる最高のセッティングになりました。グリーンにしっかり止めたい実戦向けの弾道が魅力です。
TENSEI ブルー|クセのないしなりで基準を作る
中弾道で適度なスピン量を保ち、スイングの邪魔をしないクセのない振り心地が特徴。GTSシリーズの純正スタンダードとして、切り返しでのしなり感や自分のスイングの基準を知るためにも、迷ったらまずはここから試したい王道の1本です。
TENSEI ホワイト|左への引っかけを防ぐ強弾道
インパクトが少し遅れてくる挙動を見せるため、左への引っかけや、球の上がりすぎを確実に嫌うプレイヤーに最適。高さをしっかり抑え込んだ、前に前に行く重い強弾道で、左のミスを消したいハードヒッターに安心感をもたらします。
結局どれがいい?GTSシリーズの失敗しない選び方
ヘッドとシャフトの相性次第で大ケガも。4plus(フォープラス)のフィッティングで究極の1本を見つけよう!
GTSシリーズの本当の凄さ、それは単に「飛ぶ」ことではなく、ヘッドとシャフトの組み合わせ次第で「自分だけの究極の1本」を創り出せる点にあります。
例えば、今回の試打で明らかになった「GTS4とTENSEIレッドの組み合わせ」。重心が浅いヘッドと、球が上がりやすいシャフトの特性が見事に喧嘩してしまい、右へ大きく抜けるミスが出てしまいました。
長谷川プロの試打結果からもわかるように、「GTS4はスピンが減るから飛ぶ」といった単純なスペック選びや、ただ飛ぶと評判のパーツを組み合わせるだけでは、スイングのクセによっては大ケガに繋がります。だからこそ、プロの目線から見ても「この人にはこの組み合わせは絶対に選んではいけない」という明確な相性が存在します。
ご自身のスイングのクセを計測器で可視化し、無数の組み合わせの中からバッチリ合う究極の1本を見つけ出した時の“あの感動”を、ぜひ一度味わっていただきたいです。
今回試打したタイトリストGTSシリーズは、4plus市ヶ谷店・東宝調布店にて試打・フィッティングが可能です。あなたにバッチリ合う究極の1本を、ぜひ店頭の計測器で体感してみてください。
※この記事はYouTube動画を元に構成しています。
タイトリストGTSシリーズ試打スペック詳細まとめ
- GTS2 ドライバー (10度) × TENSEI BLUE
- 頂点42y / キャリー約300y / 少し左へ曲がる傾向
- GTS2 ドライバー (9度) × TENSEI BLUE
- ストレート弾道 / 適正な高さで安定した球筋
- GTS3 ドライバー (9度) × TENSEI BLUE
- 理想的なドローボール / 中弾道 / GTS2よりキャリー増
- GTS4 ドライバー (9度) × TENSEI BLUE
- フェースが急激に返りやすい / 左へのミスが出やすい傾向
- GTS3 ドライバー (9度) × TENSEI RED
- 頂点44y / 驚異のハイボール&ロースピン(相性抜群!)
- GTS3 ドライバー (9度) × TENSEI WHITE
- 頂点33y / ローボール設計 / 左に行きづらく高さを抑える
- GTS4 ドライバー (9度) × TENSEI RED
- 右へ大きく抜けるミス / ヘッドとシャフトの相性に注意